渡邊「パリ便り」 第10回 Paris_party編

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■Paris_party編
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さて、合格発表を待つ間に、ジャイーブ先生によるクリスマスアレンジの
デモンストレーションを見ることが出来ました。
この原稿が掲載される頃は、
月日、又は新年に変わっている頃かもしれませんね(笑)
ご紹介するにはちょっと時期がずれましたが・・・・・
短時間ではありますが、6つの作品を拝見できました。
大変貴重な時間を過ごすことが出来ました。
ホントにすごい作品ばかりです。
私達が滞在した時期はいつもなら暖冬のはずが、雪のちらつく
とても寒い冬となりました。
まず、一番目の作品です。
テーブルの上に、ガラスボウルと泡立て器が。

お料理教室でも始まるのでしょうか?
先生がなにやら粉と水を入れて、泡立て始めました。

先程の粉が、見る見るうちにふっくらとしてきて、人工の雪が出来上がりました。
ガラスボウルの中に雪がいっぱい積もった感じです。
ガラスボウルの口の周りに、クリスマスローズを挿してパールのビーズを
アクセントにして出来上がり。
この寒い時期にピッタリのとてもシンプルな色使いなのですが、雪を連想させる作品です。

2番目は。
複数花器ですね。
同じ花器の上に、丸いオアシスがシルバーのモスのようなもので覆われています。

その上に、樹を重ねていってグレー、ベージュ、薄いグリーン系の花材をデコレーション

横長(1mくらいの横長)のとても上品な作品に仕上がりました。
大理石などの暖炉の上などに合いそうです。

3番目は。
木の幹をつなぎ合わせて作られたリースのようなすごく大きな花器。
リースで覆われた中にガラスの花器が入っています。
お休みの日に、森に行って拾い集めてこられたリンゴの木の幹や資材だそうです。

廃材の再利用ですね。
環境保護にもなりますね。
これでどんなのが出来るのか、息を呑んでじっくり見ていました。
こんなステキなグラデーションのかかったバラ、約50本程でしょうか?

この花器のなかに投げ入れされていました。
このバラ、品種は定かではないですが、私がパリで購入してきたバラ図鑑で調べたところ、
こんなネーミングがついていました。
“Boule de Neige”
Boule は、フランス語で ブール=玉の意味、
Neige は、フランス語で ネージュ=雪の意味 です。
きっと時期が時期なのでこのバラを使用されたのではないかと思います。
(勝手に私が思っているだけですが)
そして、リンゴの木なので落ちていたリンゴの実も一緒に添えて出来上がり。
このようなアレンジは、実はパリの一流高級ブランドのお店の
ディスプレイになるそうですよ!!
廃材が高級ブティックの装飾に早変わりです。
すごいですね!!

4番目は。
待っていました。
私達が習った4本のキャンドル“クーロン ル アヴォン”スタイルの
クリスマスリースです。
フランスのクリスマスは、クリスマスの4週前の日曜日から、
日曜日ごとに1本ずつキャンドルの火をともす習慣があります。
神が天から降りてくるのを待つ準備だそうです。
キャンドルの日は、太陽の光をあらわすのだそうです。
リースの形は、太陽・宇宙など無限をあらわすのだそうです。

ご存知のように、12月25日はイエス・キリストの誕生日。
クリスマスの語源は、Christes maesse =クリスマスはギリシャ語の
造語クリスティス(救世主)、
メッセージ(伝言・集まり)の意味です。
つまり、キリストの降誕祭なのです。
みんな、こうして4週前から救世主を待つのですね。
ちなみに、クリスマスカラーの代表といえば、グリーンと赤。
グリーンは、生命、赤はキリストの血をあらわします。

5番目は。
これは私が一番感動したクリスマスツリーです。
紫好きの私にとっては、日本に貰って帰りたいくらいの作品でした。
とってもカッコイイでしょう!!!

高さは、1m20~30cmくらいでしょうか?
ツリーの土台になるオアシスの部分には、パープルのバラの花びらがつけてあります。
その上にスパニッシュモスのような素材のつる状のものがぶら下げてあり、
淡いピンク系とグレー系、シルバー系のアクセントをつけ、最後にパープルの
シンピジュームを1綸ずつ丁寧に挿されています。
ライトの装飾で、ほら一段とステキに見えます!!
私の一押しです。

そして6番目は。
日本のお寺でも見るような火祭りのときのような感じのスパイラルに組んだ形の
クリスマスツリーです。
炎を思わせるオレンジ系の配色での大作です。
先生の身長近くの高さです。

どれもこのお城(ホテル)の中にピッタリの作品です。


こんなに短時間の間に、6つも拝見させていただいたのですが、
どの作品もとてもすばらしいものばかりで、本当に勉強になりました。
有難うございました。
日本に帰ったらこれを思い出して、自分のスタイルをデザインしたいと思います。
さあ、いよいよフランス留学の最終イベント、フェアウエルパーティーの始まりです。
まずは、乾杯。
そうそう、CBカレッジの社長さまが、私の滞在期間中の誕生日を迎えたと聞いて、
お祝いに“ボジョレーヌーボー”をプレゼントしてくださいました。

ホテルの女性シェフのMさまからもケーキをいただきました。
そして、皆でお祝いしていただきました。
感激です!!

いくつになったの?って。
私の中の人生時計は、28歳から止まったまんまです。はい。
ということで、楽しいパーティーが始まりました。
先生方とも今度いつお会いできるのかわかりませんので、記念撮影を・・・
CBの母M先生とは、着物同士で。
M先生の帯がとってもかわいらしかったです。
私は、自分で言うのもなんですが、姉さんまるだしって感じですね!

F先生は、フランス人なのでワインボトルでポーズ。
とてもフルーティーで甘みが少ない飲みやすいワインでしたよ。

ジャイーブ先生と通訳のAさん。
とってもセレブなお2人にかこまれて。
ジャイーブ先生は、帯の柄と結び方にとてもご興味がおありでした。
ちなみに、私の後姿の写真ばかり撮っておられました。
Aさんもさすが!
羽織っておられた上着は、古典柄の羽織でした。しかも洋服の上にさりげなく・・・・・
日本に帰られたときに購入されたのだそうです。
とってもお洒落です!!

その他、滞在中にいろいろお世話になった先生方、
本当に有難うございました。
Merci pour tout. メルスイ プール トゥ (いろいろとお世話になりました)
楽しかった時間も過ぎて、パーティーもお開きです。
明日は、みんなとお別れの日。
日本へ帰国する人もいれば、延泊する人達もいます。
私は、もちろん延泊組みです。
しかし、みんなと一緒にバスに乗って行きませんので、
明日の朝、みんなとここのホテルでお別れです。
見送りますからね~。
私は、ご縁があってフランス人のJS社長さま(以下S社長さま)の
ご自宅に滞在させていただくことが出来ました。
今日の朝、ホテルのロビーで検定試験のための点呼をとっている時に、
電話の呼び出しがありました。
えっ、誰からだろう???
と思って電話に出たら、S社長さまからでした。
「間違いなく、明日迎えに行くから、そこで待っていなさいよ。」と確認の電話でした。
試験前に、ちょっとホッとした一瞬でした。
私から電話しないといけないのに、
今日の朝の状態では気持ちに全く余裕がありませんでした。
S社長さまのご配慮に感謝いたします。
明日からは、いよいよパリでのフリータイム。
試験も終わったので、とことん楽しんでこようと思います。
また次回、パリでのフリータイムのできごとをお伝えいたします。
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